代表挨拶
Sustainable Gameは、街を歩きながら社会問題を見つける小さなゲームから始まりました。
普段何気なく通り過ぎている街の風景も、少し視点を変えて見てみると、そこには多くの人の営みや制度、そして社会の仕組みが折り重なっています。そしてその中には、個人の理想と社会の構造との間に生まれる様々な「違和感」や「問い」が存在しています。
私たちは、その問いを見つける力こそが、これからの社会を生きるうえで重要なのではないかと考えています。
この思いから生まれたのが、私たちの教育プログラム「課題発見DAY」です。
課題発見DAYは、フィールドワークや対話を通じて社会のリアルに触れ、そこから自分自身の問いを見つける実践型のワークショップです。これまでに学校、企業、自治体など多様な主体と共に実施し、約200名を超える参加者と共に社会課題について考える機会をつくってきました。
活動を続ける中で、私は一つの気づきを得ました。
それは、社会課題に関心を持つ若者は決して少なくないにもかかわらず、その関心が継続的な行動へとつながる仕組みが社会の中に十分に存在していないということです。
だからこそ私たちは、単なるイベントの実施にとどまらず、若者が社会と関わり続けることのできる「仕組み」そのものを社会の中に実装していきたいと考えています。現在は自治体や企業との連携を通じて、若者と社会が共に課題解決に挑戦できる新しい共創モデルの構築にも取り組んでいます。
Sustainable Gameという名前には、「誰一人取り残さない社会を、ゲームのように主体的に参加しながら共に創っていく」という意味が込められています。ゲームには、ゴールがあり、ルールがあり、そして何より自ら参加したくなる楽しさがあります。私たちはこの「楽しさ」を、社会課題と向き合うプロセスにも取り入れることで、より多くの人が社会に関わるきっかけを生み出したいと考えています。
社会課題は複雑で、一人の力だけで解決できるものではありません。しかし、問いを持つ人が増え、その問いを共有し、共に行動する仲間が増えていくことで、社会は少しずつ変わっていくと私たちは信じています。
これまで私たちの活動を支えてくださった皆様に、心より感謝申し上げます。
Sustainable Gameはこれからも、若者と社会が共に学び、挑戦し、未来を創っていく場をつくり続けていきます。
今後とも一般社団法人Sustainable Gameへのご支援とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
一般社団法人Sustainable Game
3代目代表 髙橋賢人

