12/23日に東京駅・丸の内で課題発見DAYを開催しました。
イベント概要(課題発見DAYとは)
課題発見DAYとは実際に街で課題を見つけるフィールドワークと多世代での課題解決に向けたプランニングワークを通して「他者を大切にする心と責任」を育むオリジナルプログラムです。
プログラムの対象
当プログラムは中高生を対象に実施しております。企業様のCSRなどの取り組みの一環としてご支援をして頂きながら実施を行なっております。「課題発見DAY」に限らず、各企業様に合わせたプログラムの設計も行なっております。
プログラムの特徴
#アクションメインで
プログラムが終わった後に自ら社会問題に対してアクションが起こせるようになるために街でのフィールドワークやプレゼンテーションなどの実践的なワークが盛り込まれているプログラムです。
#多世代でともに
課題発見DAY当日
私たちが暮らす未来の社会をより良くするためにすぐにでも
取り掛からなければならない沢山の社会課題。
未来の社会を担っていかなければならない私たち中高生発の
社会課題解決のためのプロジェクトを生み出すために….
Sustainable Gameは東京駅周辺にて『課題発見DAY』を開催しました。
イベント当日は10人の高校生とともに課題発見に取り組みました。
自分達の街をミナオス
今回の課題発見DAYは立命館アジア太平洋大学東京キャンパス(会場)協力のもと
イベントを開催しました。
当日は「東京駅周辺の“外国人観光客に対する〇〇”」をテーマに課題を探しました。
自由度の高い課題発見DAY
イベントでは10人の参加者をA,B,Cの三つのグループに分けて、それぞれのチームにテーマを決めてもらうところから行いました。「外国人に対する〇〇」を土台に〇〇の中は自由。
さらに課題発見のステップでは、3時間という制限時間の中でインターネットで調べるも実際に街を歩くも、何をするにも自由という課題発見DAY史上発の自由度の高い形式でした。
イベントの冒頭で立命館アジア太平洋大学(APU)東京オフィス所長の伊藤様より、参加者に向けてメッセージを頂きました。
伊藤様
「参加者のみんなには、今回のイベントを通して日常の当たり前を改めて疑ってみてほしい
なぜ東京の電車は必ず定刻通りに到着するのか?なぜ日本のメディアの信頼度はここ数年で低下しているの?
日常の当たり前にwhyをつけられると説明できないことが多いのではないですか?
しかし、日本人の中にある暗黙の了解の中にもたくさん課題はたくさん眠っているんだよ。だけど私たちだけではその課題には気づきにくい。だから私たちとは違う視点を持つ人たちに話を聞いてごらん!!」
このメッセージを受け取った参加者は、最初はどうゆうこと???と頭を傾けていた。
「自分達とは違う視点を持った人々…..つまり外国人だ!」
課題発見のためのフィールドワークでは、全てのグループが東京駅に訪れていた外国人観光客にインタビューをしていました。
フィールドワークが終わると参加者同士で、発見した課題の共有を行いました。
東京駅にはやはりいろいろな国の人々がいる。また、それぞれが違う宗教だった。
それぞれの文化の違いから、言語,食文化,マナーなども当然違う。
それなのに、日本の当たり前を突きつけてしまうのは少し違うのかも…
これからの社会、違う文化の人たちと関わって生活してくことが当たり前になるだろう。
しかし、他文化を知る前にまずは自分達の住む日本から見直してみたかった。未来の社会を担うと言いつつ、今の現状を把握できていない。だからこそ、日常の当たり前を疑うことはとても価値があることだと思った。
参加してくれた人の声
高校1年生Tさん
自分が住み慣れた東京駅周辺を調査対象としたイベントでどんな課題があるのかとか普段考えないで生活していた。しかしいろんな人にインタビューしていく中でいろんな課題があるんだなと気付かされたイベントだった。当たり前を疑ってみるってことが大事なんだなと思った。
高校1年生Sさん
今回の1番の学びは、いろいろな意見を持つ人と直接話せたことでした。生活をしているだけでは触れないような異文化や、自分たちの生活を他の文化を持つ人たちがどうみるのかなどたくさんの疑問と答えを得られた会でした。会の目的である「もやもやする」ような課題を見つけられたことも大きな成長だったと感じました。