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阪急阪神百貨店×Sustainable Gameワークショップ開催

■中高生と考えるサステナブルな百貨店とは

 4月24日(土)に弊社にて阪急阪神百貨店梅田本店社員様向けの研修プログラムの一貫としてワークショップを開催いたしました。大阪では緊急事態宣言による休業が始まる直前にもかかわらず約30名の社員がオンラインに集い、世代の枠組みを越えて未来の百貨店のユーザーである中高生と「サステナブルな百貨店」にしていくために存在する現状の課題や解決方法について共に模索し、意見を交わしました。

■制約を乗り越えるむずかしさを世代を超えて理解し合う

 弊社の事業において大切にしている対立ではなく共創を促進できるアプローチにおいて、お互いの状況を理解し合うプロセスは特に大切です。「フードロスはもったいないからなくして欲しい」という意見を1つとってもお互いの状況を理解し合うことで、百貨店側の衛生面やブランド商品の割引の難しさ、消費者の購買意識など様々な制約や課題、一方で次世代としても気候変動による将来への影響や消費意識の変化などに対応して欲しい思いなどが上がります。双方の意見や自覚していない課題感を改めて見つけながら理解し合うことで対話を生み出し、お互いのなすべき役割や制約の乗り越え方を考えていきました。

 アシュペ・フランスの坂口様やグラフィックレコーダーの野月様も研修に参加していただき、ワークやグラレコのサポートをしていただきました。

■ワークショップを終えて

 イベントの最後の振り返りの時間に参加した弊社高校生からは「今の時代はスマホなどのアルゴニズムは自分が興味がある物事や人との出会いを推奨してきているので今日のような場は自分の視野が広がる良いきっかけになった。百貨店も同じように何と出会うかが分からないリアルな場のため課題解決に向けた取り組みを行う上でも様々なステークホルダーの意見を聞ける機会としてとても価値があると思う」と感想を述べていました。

今までのような対面でのイベントができなくなったご時世で、このような機会でオンラインで交流できて本当にいい経験になりました。実際に働いている人の視点にたって考えてみたり逆に働いている方が自分たちの視点から考えてみたりと長丁場のはずなのに時間が一瞬ですぎてしまいました。またこのような機会を作れたらいいなと思います。